原町田地区委員会主催の「カレーパーティー」は毎年恒例の行事。

今年も７月21日に「市民の森」で開催された。

１５００人分のカレーを作る地域の方たちは、きっと朝早くからフル稼働！
ご苦労様です・・・。

さて、そのパーティーには毎年「町高吹奏楽部」が客演している。

「来てくれる？」と頼まれれば「ガッテン！」とどこにでも駆けつけ全力投球するのが「町高生」である。
記者としては「やっぱり、先輩たちに見せたいよな〜」と思った次第である。

トレードマークのオレンジのＴシャツが飛び回る。

出番が近づき、準備に余念の無い部員たち

この日の天気予報は、「まぁ、仕方ないですな。梅雨ですから・・」というものだったが幸いにして雨は降らなかった。が、風がちょっと強めだった。
演奏を始めた彼らの譜面台から楽譜が飛ぶ。

彼らの目の前には子供達が鈴なり。
立っているのは中学生の女の子である。

彼女たちの呟きが可笑しいやら、可愛いやら・・。
「みんなチョ〜頭良いんだよ〜！勉強教えてもらったらどこにでも受かるって！」
う〜ん、お譲ちゃん、それはどうかな〜？
座っているのは小学生だが、何人かはポカンと口をあけている。
こんな風に羨望と尊敬の眼差しを向けられている町高生が誇らしい！

一曲目が終った所で、Ｈ部長が登場。
「本日はお招きいただき、ありがとうございます」
う〜ん、なんてしっかりした若者だ！
今時の若者だって、決して捨てたもんじゃない！と思わせてくれるＨ部長。
本日の演目は「エンターテナー」「テキーラ」で
「どうやらアンコール曲も用意してあるみたいです」と
遠慮がちに言う彼が、とても微笑ましかった。

2曲目の「テキーラ」はラテン系の曲である。
後ろに回って、後からも写真を撮らせていただきました。

会場に一陣の爽やかな風を送り込んだ町高吹奏楽部の面々。
しかし・・・演奏が終っても彼らの「今日」は終らない。
楽器は学校まで運ばなければいけないし・・・。
力仕事は男の子の役目であるが、「カレー食べたのかな？」とつい余計な心配をする記者。

そして、とっぷりと日が暮れた森は赤々と燃え、花火が上がる。

ここで彼らの「最後の出番」が待っていた。
老いも若きも、所かまわず踊り続け、消防団の「サービス放水」の下で盛り上がるのだが我らが「オレンジ軍団」は、小さな子供達に危険が及ばないように人垣になり、最後までこのパーティーに貢献したのである。

「カレーと飲み物だけであんなに一所懸命やってくれてさ、本当にいい奴らだよな・・」とは同窓生池田氏の談。

純朴で爽やかで一生懸命で可愛い・・・
そんな後輩たちの横顔をご紹介しました。
次回も乞うご期待！！